2023-09-19
不動産売却時に、インスペクションを実施したほうがいいという声をよく耳にするけど、いまいちどんなサービスなのかわからない方も多いでしょう。
十分な知識がなく依頼すると、無駄な出費が増え、売主が損をする恐れもあります。
そこで今回は、不動産売却のときのインスペクションとは、インスペクションを実施するメリットについてご紹介します。
インスペクションにかかる費用もご紹介しますので、大阪市河内小阪エリアで不動産売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
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インスペクションとは、専門家が家の状態を調査するサービスのことです。
宅建建物取引業法が規定している基準をもとに、資格を持った建築士が調査を進めます。
不動産売却前にインスペクションを依頼することで、自分では気づくことができない建物の不具合を確認することができます。
インスペクションを行うことは義務ではないです。
また、売主だけではなく、買主が不動産購入後にインスペクションを依頼することもできるので便利でしょう。
さらに、インスペクションは2013年に作られたガイドラインに沿って行うので安心して受けることができます。
ガイドラインには、検査項目、検査方法、手順などが記載されています。
インスペクションを依頼する前にご自身でガイドラインを確認すると、内容を理解することができるのでおすすめです。
不動産売却時のどのタイミングでインスペクションを行ったほうがいいのか気になりますよね。
ますは、不動産を売却する流れを把握して、タイミングを理解しましょう。
不動産を売却する流れとしては、初めに不動産会社に売却する不動産の金額を査定してもらいます。
その次に、不動産会社と媒介契約を結び、販売活動を行ってもらいます。
買主が見つかると、売買契約を交わし不動産を引き渡しましょう。
以上が不動産売却の簡単な流れです。
この中でインスペクションを行うタイミングは、売却査定前です。
不動産会社に査定を依頼する前にインスペクションを行うと、建物の状態が細かく知ることができ、査定額を決める参考になります。
また、売却前に調査をすることで、買主に安心感を与えることができるので、買い手が見つかりやすいでしょう。
2018年からインスペクションの内容に関する説明が義務化されました。
重要事項として説明する内容は、インスペクションを実施したかどうか、実施した結果などです。
インスペクションの説明を義務化した理由は、質のいい中古物件を増やすためです。
また、インスペクションの実施を広げる目的もあります。
説明は義務化されましたが、インスペクション実施の義務化はされていないので注意しましょう。
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インスペクションを行うことで、売主にどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットとしては、買主に安心感を与えたり、トラブルを避けることができるので、以下でご紹介します。
インスペクションを行って、不動産を売却することで、比較的買主が見つかりやすくなります。
理由としては、インスペクションの調査結果を確認して、今後のプランが立てやすいからです。
今後のプランとは、あと何年住めるか、修理代の費用の計算、などがあげられます。
また、専門家による調査が行われたという理由で買主は安心して、不動産を購入することができるでしょう。
インスペクション未実施の不動産と比べると、行っている不動産のほうが魅力を感じやすいです。
さらに、早期売却が期待できるだけではなく、売却価格も高くなる可能性もあります。
インスペクションを行うと、自分で確認することが難しいコンクリートの劣化や、耐久性などを事前に知ることができます。
不動産売却前にこのような瑕疵を把握し、リフォームやイノベーション、設備の修理などの対策ができます。
また、不動産の不具合を見直すことで、より適切な修繕行うことができ、出費を抑えることができるでしょう。
場合によっては、リフォーム代を上乗せした金額で、不動産を売却できる可能性もあるので、不動産会社に相談するのがおすすめです。
このように、事前に瑕疵を把握することで売主にとって有利なことが多くあります。
インスペクションを依頼し、建物の状況を見てもらうことで買主とのトラブルを避けることができます。
売却契約時には、買主と契約不適合責任を交わす義務があります。
契約不適合責任とは、買主が不動産購入後に契約内容には記載されていない不備が発覚したときに、売主が責任を負う制度です。
例えば、契約書には雨漏りのことが記載されていないのに、購入後に雨漏りが発生すると、瑕疵を隠したという理由で売主の責任になります。
自分では気づくことができない瑕疵も、契約不適合責任に該当し、場合によっては、損害賠償を請求される可能性もあるので注意しましょう。
よって、インスペクションを依頼し、専門家に隅々まで調査してもらうことで、トラブルを避けることができます。
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上記では、インスペクションのメリットについてご紹介しましたが、実際にどのくらいの費用が必要なのか気になりますよね。
インスペクションの費用相場は5万円~7万円程度になっており、以下では内訳とマンションと戸建ての比較についてご紹介します。
ホームインスペクターの費用
不動産のホームインスペクションを実施してくれる方への謝礼金です。
交通費
不動産のあるエリアが遠方だと、ホームインスペクターへ交通費を支払う必要があります。
エリアによっては、別で駐車場代が必要になるケースもあるので注意してください。
オプション費
インスペクションでは、ご自身でオプションを選び追加することができます。
その際は別途で、調査機器のオプション代が発生します。
高価な道具を使えば使うほど、インスペクションの費用は上がるので注意しましょう。
報告書
実は、報告書を作成するにも費用がかかるので把握しておきましょう。
インスペクションの結果を書面で確認するための重要な書類になります。
インスペクションの結論を書き出す方の人件費だけではなく、郵送費や、紙代なども依頼者の負担になります。
事務費
インスペクションを依頼すると、事務の方の人件費も発生します。
また、依頼した業者の広告費用はインスペクションに上乗せされるのがほとんどです。
事務所の大きさにより費用は異なりますが、小さい会社だと比較的費用を抑えることができるでしょう。
マンションか一戸建てかによって、インスペクションの費用は異なります。
マンションの費用相場は、5万円程度ですが、一戸建ては広さによって金額が違うので以下でご紹介します。
上記の金額はあくまで目安ですので、事前にご自身が依頼した会社に金額を確認しましょう。
マンションの場合は、面積によって金額が変動することはほとんどないです。
しかし、戸建ての場合は、不動産の面積をもとに金額を設定する会社が多くあります。
ご自身が売却する不動産に合わせ、インスペクションを依頼しましょう。
複数社に依頼して、見積もりをだしてもらい、会社の比較をするのもおすすめです。
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不動産売却のインスペクションとは、資格を持った専門家が家の状態を調査するサービスのことです。
売却前にインスペクションを行うメリットは、事前に不動産の瑕疵を把握することができ、買主とのトラブルを避けることができる点です。
インスペクションにかかる費用は、マンションか一戸建てかによって異なるので注意しましょう。
ハウスドゥ東大阪近畿大学前店では、大阪市河内小阪エリアにある不動産売買のご相談に応じていますので、どうぞお気軽にお問合せしてください。